現状分析もシンプルに。

在庫整理をしました。
発注システム受理システムが不十分で
在庫管理も不十分でした。
組織にとって、物品管理が十分でないことは致命的です。

必要ない財産を抱えてもいいことはありません。

さまざまな事業計画はとても大切ですし、理想は大切ですが、
「それをわかってくれない！」と嘆いていても何も変わりません。

事業計画にはまず現状分析。
ここが難しくて苦手だったのですが、
ケースによれば、とっても単純。。。。（つづきます）

今回は、目に見えて、多い在庫を確認してもらいました。
あえて、それがいいも悪いも伝えず、
びっくりするほどの在庫と、必要か不必要かを確認するだけのアプローチにとどめました。

昔からいる管理職たちはこれではいけない！と自覚してくれました。
とっても大切なことです。

彼らの現状分析は「目で在庫の多さを体感する」ということです。

これは大きな動機づけになりました。

原価率が、消費率が、などと伝えるよりも、ずっと効果的。

以前なら、「理想はそうだけど」などと、発信者が理想郷を目指しているように受け取られてしまいがちでした。

変革に動機づけは大切です。
優秀な人が、まだ未開発の人を批判しても何の進歩にもならないと私は思うのです。