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ごはんがたけるにおい・・・ どこかの夕食のにおい・・・ 帰り道のきんもくせいの香り・・・ 洗濯ものにのこる「おひさま」の香り・・・ こどもが近寄った時のにおい・・・ 訪れた旅館で、落ち着くお香の香り・・・ いただいた花束の素敵な香り・・・ 優しい香りは、心をほぐしてくれます。 そんな体験を、わたしも、私の周りの人もできるといいな、と 思いながら、 ひとりっこを育てる私の日記です。
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引き続きは、看護師の離職状況について、だ。

R&D Nursing ヘルスケアマネジメント研究所代表の深沢優子さんが日本看護協会出版会の「看護」の2008年10月号に書かれた記事も、印象的だ。http://www.jnapc.co.jp/prtest/no2.html

それによると、予測はしていたが、やはり、
退職理由の退職する側とされる側の理由の解釈と本音の部分との間には大きな川が流れている気がします。

お世話になったところを、そして、自分が辞めることによってきっとまた忙しくなるであろう現場の
状況を慮って、病院の欠点や改善点を伝えず、「結婚の予定」や「介護」や「療養」という理由でやめていく看護師は
きっと多いのではないだろうかと、推察する。

こちらの深沢さんの記事に挙げてくださっている、退職理由と、上司に伝えている退職理由の違いの中で、
なぜ、「超勤がいやだ」といえないのか、と考えてみた。
きっと、看護師は「こういうことをいうのは、(命の現場において)いけないことだ」とどこか刷り込まれているのではないだろうか。
簡単に言えば、「患者さんが苦しんでいて、スタッフも少ないのにそれを置いて(引き継ぐ人が十分にいるのに!)帰れない、という「情緒的配慮」を重んじる日本の風土なのかもしれない。
状況的に人員配置が十分でも、おいて帰れないナースもいたりして、
そのせいか、ナースは「自分が大変」というのをアピールすることで、自分の立場を守ろうとする人も多くいるかもしれないな、とおもう。(私はちょっと変わっていて、早く正確に終わらせることに命を懸けていた・笑)

だが、最近管理職に戻った私が、恐れずに言うとすると、
最近のスタッフは、そのあたり、ドライです!
はっきりしてます、ほっといて帰ります。それが、逆に私は安心で新鮮です。

深沢さんが「若者はなぜ3年でやめるのか?」(城重幸 著)という著書から、
「就職活動している学生は二極化し、明確なキャリアプランを持つタイプと、有名企業をとにかく手当たり次第に受けるタイプがあるそうだ。
明らかに優秀なのが前者だという。しかし、彼らは仕事に対する意識が高すぎ、「何でもやります」的な就職活動で入社した昭和的価値観(というらしい)の先輩にとって、「自分がこの会社に来たのは○○をするためだ」と言ってのける後輩はわがままに映るらしい。しかし、バブル崩壊後の企業の厳しい選考を勝ち残るために必要な「進化」の結果でもあると著者は記している。

そして、彼女はさらに、
「いまどき」とは、年齢でひとくくりにできるものではないのだろう。40代の看護師だって、「患者さんのための看護はこうあるべきだ」と言うが、ではそこで、自分がそれを実現できる環境をつくったり、実践することは自分の役割と思っていないようなところがある。

看護の教育には、看護のスペシャリストを育てる機能以外のものが必要だと常々感じていた私は、その一つの鍵が「組織で働くということ」を教えることにあるという意見に大いに共感した。実は、すっと胸に落ちたのは、いまどきを「年齢」をキーワードに考えてしっくりこなかったのが、年齢だけではないのではないかということで解決されたような感じがしたからである

ということを教えてくれた。

さきほど、私は「最近は」という最近の看護師と昔を比較したような言葉をかいた。
しかしながら「これは看護ではない」「こういう看護がしたい」と
壁にぶち当たるのは、いまどきでも、昔いまどきだったナースでもなくすべての世代であることも
彼女は教えてくれた。
そして、
前述の一般企業に勤める新人が、組織人として自分がどうしていきたいかを明確にし先輩に生意気と思われながらも開花していくことの背景には専門性と、組織人としての働きぶりももちあわせていなければならないのだった。

実は、私も、看護師はお人よしだから、自分の看護ができないと、
それができていそうな職場に転職する傾向にある、とおもっていた。
お人よしだから、と。
しかし現在、セカンドレベルに参加していると、プレゼンテーション能力とか、
人に伝える論文の書き方とか、をまずみっちり教えられて、脳みそが絞られまくった。
やっと管理職レベルにはそれが、教えられるようになったのだと、さとったが、
認定看護師についてもそれは、求められる。

専門性と、社会貢献なども求められるようになり、すこしづつ、社会に近づいてきた看護界、という感じは
しないでもないが、
それが、現場でできないうちは、まだまだだなあ、とおもっている。


詳しい記事は 日本看護協会出版会の「看護」Vol.60 No.12(2008年10月号)掲載されている、深沢さんの「生き残る看護、生き残るナース」をご参照くださいませ。目からうろこです。
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自分の暮らしを整えていかないとと、思う毎日。
医療従事者であり、ハハです。
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