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ごはんがたけるにおい・・・ どこかの夕食のにおい・・・ 帰り道のきんもくせいの香り・・・ 洗濯ものにのこる「おひさま」の香り・・・ こどもが近寄った時のにおい・・・ 訪れた旅館で、落ち着くお香の香り・・・ いただいた花束の素敵な香り・・・ 優しい香りは、心をほぐしてくれます。 そんな体験を、わたしも、私の周りの人もできるといいな、と 思いながら、 ひとりっこを育てる私の日記です。
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アンジョリーナジョリーが、乳がんが発生する可能性が高いと遺伝子検査で分かったので、
乳房を切除した、そして、卵巣も摘出すると、
メディアで報じられている。

そういう選択があったか!と
おもうひとと、
そこまでして、、、と
おもうひとと、
意見が分かれるのは、致し方ないこととして、

人と会話していて、
「女性としてどうおもう?」と聞かれた。

そか、女性として、か。

病気や、死の問題は、いつしか、
「わたし」の問題ではなくなっていた。

そして、
誰かのために長生きしたいな、とか、
誰かのために長生きしないほうがいいな、とか、
こういう病気は迷惑かけそうだからいやだな、とか、
いろいろと、考えるのは、
その時に起きる、家族関係の変調や、家計への圧迫などである。

仕事より、
やっぱりそこなのだ。

女性として、乳房を切り取るのは、他人がされるのには、
心を寄せて、悲しいだろう、と涙も出るだろうが、
自分のこととなると、
本当に、それの対価が、家族の幸せならばよいか、と
思うまでになるまで、
この年までかかった。

少しは、大人になった、ということか。

続きに、朝日新聞の記事を載せています。参考までに。




健康な人が乳がんを防ぐために乳房を事前に切除する手術が国内でも始まる。体験を公表した女優のアンジェリーナ・ジョリーさんのように、特定の遺伝子に変異があり、遺伝性の乳がんのリスクが高い人が対象だ。がん研有明病院(東京)のチームは6月にも、病院の倫理委員会に臨床研究として申請する。聖路加国際病院(同)も実施態勢を整えた。


 国内では毎年約6万人が乳がんになり、5~10%が「BRCA1、2」などの遺伝子に変異がある遺伝性の乳がんだ。変異がある人がみな、がんになるわけではないが、がんの不安や恐怖に悩む女性の選択肢が増えることになる。

 がん研有明病院の臨床研究では、遺伝子に変異がある希望者に、がん発生前に乳房切除の手術をする。片方に乳がんが見つかった人が反対側を予防切除するのも対象。本人が遺伝カウンセリングを受け、希望すれば遺伝子検査を受ける。

 変異が見つかれば、切除の利益と不利益を十分に理解した上で切除するか判断することを条件とする。手術では、がんが発生する乳房内の乳腺部分を取り除く。

 切除のメリットは、乳がんの発生リスクを大きく減らせる点だ。いつがんができるかわからないという不安も和らぐと期待される。

 一方、遺伝子に変異があっても100%がんになるわけではないため、がんにならない人が切除をする可能性もある。欧米の調査では、変異のある人が70歳までに乳がんになるリスクは約45~65%とされている。また、乳房の皮膚の感覚が鈍ることもある。

 費用は希望者の自己負担で、切除費は約100万円。患者が希望すれば、術後に乳房再建もできる。一般的には乳房内に風船状の器具を入れて少しずつ広げ、数カ月後、広がった部位にシリコーンなどを注入する。術式により切除費に加えて100万~150万円程度かかる。

 すでに予防切除の相談や希望が寄せられている。

 聖路加国際病院でもすでに倫理委員会が予防目的の乳房切除を承認しており、片方に乳がんができた患者に、健康な反対側の乳房を切除した例はある。


 ■「選択肢の一つに」

 乳房の予防的切除は、がんの発生率を下げるが、死亡率まで下げるかどうかはまだ十分なデータがない。遺伝子の変異が見つかっても、乳がんは早期発見がしやすいため、切除せずに、こまめに検診を受けるという選択肢もある。片方の乳房にがんができた人の場合でも、ホルモン剤を服用して予防する方法もある。

 がん研有明病院の新井正美・遺伝子診療部長は「遺伝子に変異がある人がみな予防的切除が必要なわけでは決してない。ただ、検診のたびに『がんが見つかるのでは』と不安にさいなまれる人も少なからずおり、そんな人が切除という選択もできるようにしたい」と話している。

 聖路加国際病院の山内英子ブレストセンター長は「家族ががんで亡くなるのをみていて、自分もか、と不安で押しつぶされそうになる人がいる。一方で、(予防切除で)両親からもらった体を自ら傷つけていいのかと迷う人もいる。大変な葛藤の末に乳房切除という選択をした人を温かく見守って欲しい」と話す。

 (医療担当=大岩ゆり)


 ◆キーワード

 <遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)> 特定の遺伝子の変異が原因で乳がんや卵巣がんのリスクが上がる病気。8割は遺伝子BRCA1、2の変異が原因。この遺伝子変異があると、乳がんだけでなく卵巣がんになる可能性もある。70歳までに卵巣がんになるリスクは約10~40%。卵巣の予防切除はすでに数カ所の病院で行われていた。家族に次のような人がいる場合HBOCの可能性が高い。(1)乳がん経験者が3人以上いる(2)40歳未満で乳がんになった人がいる(3)卵巣がんの人がいる(4)男性の乳がん経験者がいる。
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医療従事者であり、ハハです。
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